気が付けば朝マズメの利根川河畔に立っていた
９月２４日
瞼の奥に薄らと投影される、その日の魚との出会いを観賞しながらラガヴーリン１２年を味わう。
一日を締めくくる至福の一時である。
出会った勇士達に感謝をしつつ、ロッドを拭き上げ、痛んだフックを交換する。
沸々と湧き立つは、ランカーサイズを釣りあげたいという想い。
手入れを終えた道具は仕舞い込まれることはなく、いともスムーズに翌日の釣行に向けた準備に移行する。
気が付けば朝マズメの利根川河畔に立っていた。
夢遊病の類では決して無い。
シーバスフィッシング、ヒトをこれほどまでに動かす力を持っているということだ。
時間は５：３０、早朝の空気は澄んでいて清々しい。
今朝もシーバスの活性は上々のようである。
群れでベイトフィッシュを水面やシャローに追い込み、豪快に捕食しているようだ。
次から次に上がるライズがそれを物語っている。
おそらくライズは一部の個体であり、水面下では遥かに多くのシーバスがベイトを捕食しているものと思われる。
ベイトフィッシュの動きやライズのタイミングを見るに、やはり複数個体が同時に捕食行動を起こしているように見える。
１個体が行動を起こすと、群れのシーバスは連鎖的に行動を起こすのであろう。
５：３０、もぐもぐタイムを終え、次のチェイスに入ったところを狙い撃つ。
１投目から明快なバイト。
ファストリトリーブなので、バイトの瞬間に竿が大きくしなる。
シーバスにルアーを吐き出す暇を与えないので、フッキング率は非常に良い。
追い合わせを入れ、ドラグを緩めつつファイトする。
けっこうな時間粘られたが、さほど大きな個体といった感じではなかった。
揚がってきたのは、餌をたらふく食い、はち切れんばかりに太った５０cmちょいのシーバスである。
銀鱗輝く美しい体表、まるでヒラスズキのように体高があり、パンパンに太った健康体ボディ。
視覚的にも、ファイト的にも素晴らしいの一言である。
ファイトで相当体力を消耗したかと思いきや、リリースの時には全力で泳ぎ帰って行った。
あの元気っぷりならもう一度釣れたりして、なんて思わせるほどである。
シーバスのライズは収まるどころか、先ほどより盛んになっているような感じがする。
無駄にキャストはせず、ベイトとシーバスの動きを見定めて、捕食の瞬間にベイトの直下を通るように狙いを定めてキャストする。
ボイルにルアーが突入した刹那、ググーンとロッドがしなる。
何も考えずにキャストしていた先日よりも、明らかにバイトの頻度が上がっている。
ドラグを緩め、グングン走るシーバスの体力が衰えるまでしばし耐える。
５分程のファイトの末、顔を出したのはなかなかの大物であった。
またしてもランディングネットに入りきらないサイズである。
これまたパンパンに太った美しいシーバスである。
ネットが破れそうで悲鳴を上げている。
サイズにして６５cm。
引き続きグッドコンデションのシーバスを釣り上げ、気分は上々である。
この後も同様にピーナッツで６４cmと６２cmの２匹を追加する。
どの個体も腹パンパングッドコンデションのシーバスばかりである。
早朝の清々しい空気に包まれながら、生命感溢れるシーバス４匹とのファイト。
大いなる満足感と程良い疲労感を感じつつ、６：３０に納竿とした。
さらっと朝１時間だけの釣行、こういうライトな感じの釣りも悪くないなと思うのであった。
＊＊＊＊＊＊＊本日の釣果＊＊＊＊＊＊＊
５０cmUP １匹
６０cmUP ３匹
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瞼の奥に薄らと投影される、その日の魚との出会いを観賞しながらラガヴーリン１２年を味わう。
一日を締めくくる至福の一時である。
出会った勇士達に感謝をしつつ、ロッドを拭き上げ、痛んだフックを交換する。
沸々と湧き立つは、ランカーサイズを釣りあげたいという想い。
手入れを終えた道具は仕舞い込まれることはなく、いともスムーズに翌日の釣行に向けた準備に移行する。
気が付けば朝マズメの利根川河畔に立っていた。
夢遊病の類では決して無い。
シーバスフィッシング、ヒトをこれほどまでに動かす力を持っているということだ。
時間は５：３０、早朝の空気は澄んでいて清々しい。
今朝もシーバスの活性は上々のようである。
群れでベイトフィッシュを水面やシャローに追い込み、豪快に捕食しているようだ。
次から次に上がるライズがそれを物語っている。
おそらくライズは一部の個体であり、水面下では遥かに多くのシーバスがベイトを捕食しているものと思われる。
ベイトフィッシュの動きやライズのタイミングを見るに、やはり複数個体が同時に捕食行動を起こしているように見える。
１個体が行動を起こすと、群れのシーバスは連鎖的に行動を起こすのであろう。
５：３０、もぐもぐタイムを終え、次のチェイスに入ったところを狙い撃つ。
１投目から明快なバイト。
ファストリトリーブなので、バイトの瞬間に竿が大きくしなる。
シーバスにルアーを吐き出す暇を与えないので、フッキング率は非常に良い。
追い合わせを入れ、ドラグを緩めつつファイトする。
けっこうな時間粘られたが、さほど大きな個体といった感じではなかった。
揚がってきたのは、餌をたらふく食い、はち切れんばかりに太った５０cmちょいのシーバスである。
銀鱗輝く美しい体表、まるでヒラスズキのように体高があり、パンパンに太った健康体ボディ。
視覚的にも、ファイト的にも素晴らしいの一言である。
ファイトで相当体力を消耗したかと思いきや、リリースの時には全力で泳ぎ帰って行った。
あの元気っぷりならもう一度釣れたりして、なんて思わせるほどである。
シーバスのライズは収まるどころか、先ほどより盛んになっているような感じがする。
無駄にキャストはせず、ベイトとシーバスの動きを見定めて、捕食の瞬間にベイトの直下を通るように狙いを定めてキャストする。
ボイルにルアーが突入した刹那、ググーンとロッドがしなる。
何も考えずにキャストしていた先日よりも、明らかにバイトの頻度が上がっている。
ドラグを緩め、グングン走るシーバスの体力が衰えるまでしばし耐える。
５分程のファイトの末、顔を出したのはなかなかの大物であった。
またしてもランディングネットに入りきらないサイズである。
これまたパンパンに太った美しいシーバスである。
ネットが破れそうで悲鳴を上げている。
サイズにして６５cm。
引き続きグッドコンデションのシーバスを釣り上げ、気分は上々である。
この後も同様にピーナッツで６４cmと６２cmの２匹を追加する。
どの個体も腹パンパングッドコンデションのシーバスばかりである。
早朝の清々しい空気に包まれながら、生命感溢れるシーバス４匹とのファイト。
大いなる満足感と程良い疲労感を感じつつ、６：３０に納竿とした。
さらっと朝１時間だけの釣行、こういうライトな感じの釣りも悪くないなと思うのであった。
＊＊＊＊＊＊＊本日の釣果＊＊＊＊＊＊＊
５０cmUP １匹
６０cmUP ３匹
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