アルマスの庭

２０２０年１２月２５日

クリスマスの早朝、クリスマスツリーの下にプレゼントを置いたサンタのおじさん。
夜明け前、子供たちの寝顔に見送られ、向かう先はジョイバレー。
メリークリス鱒。

あいつが作る燻製は美味いぞ、と近頃好評の模様。
あちこち配っていると、どうしてもわが家のぶんが後回しになってしまう。
子供たちにせがまれ、再び燻製作り。



６時に到着すると、初めての一番乗り。
クリスマスに釣りするやつなんかいないかーと思っていたら、続々と車がやってきて一安心。
気温は６時の時点で５℃と、前回に比べたら温かい。
これならガイドが凍りつく心配もなさそうである。

今日も前回と同じ、岬になっている、文字通りポイントに入ることに。
朝一は、スプーンをいろいろ試すが、なかなか決定的なパターンが掴めない。
ノアjr14辺りの小さめのスプーンでぽつりぽつりといったところ。
８時を過ぎてくると、ポンドに陽の光が差し込み始めた。
そのタイミングでシルバー系のスプーンが急に効きはじめた。
ノアjr～ボス34まで、シルバーならサイズを問わず釣れるのには驚いた。
１時間ほどシルバータイムを堪能したところで、また元の状態へ。




１０時頃、午前中の放流が入った。
しかし、前回とは一変、ドーナ25もノアボスもノアｂも無反応。
いろいろ試すが、放流パターンがことごとく効かない。
結局放流を諦めて投入したノア18どら焼きで、だらだらと釣れ続く締りの無い展開に。

昼過ぎまで食わせ系で放流魚を１０分１匹ペースで獲っていく。
さすがに飽きてきたので、昼食後はクランクで遊ぶことに。
Ｍくらは表層～中層では反応なし。
ボトム付近で若干反応があるものの、釣れ続く雰囲気ではない。



モカDRSSをレンジを入れてゆっくり引いてくるといいアタリが出る。
しかし、さすがジョイバレーのプロフィッシュ。
同一カラーで連発することは無く、悉く見切ってくる。
仕方がないので１～２匹釣っては別のカラーにチェンジする。
そんな魚との騙し合いを繰り返しているうちに、結構な数をキープすることができた。
あとは目標数の４４匹に到達するまで、のんびり釣りをすることにする。




あわよくばスモークサーモンサイズが釣れはしないかと、いろいろなルアーを試すことに。
夕方の放流も入り、期待感も高まる。
ところがどっこい、夕まずめが近づくにつれ、大型はおろかレギュラーまでも釣れなくなってくる。
ポンド全体でも釣れている気配は無い。
放流魚はどこへやら、盛り上がりに欠けるまずめ時。
魚からの反応が乏しく、暇なので飛行機をパチリ。





日没後に淡い期待を募らせるもむなしく、魚からの反応は得られない。
他の人たちも、一人、また一人と諦めて撤収してゆく。
それと入れ替えるように、アオサギが一羽、また一羽と水辺に飛来する。
渋いながらもボトムルアーで数匹、絞り出す。
ネットの中で落ち葉を纏ったニジマスに、なぜか哀愁のようなものを感じた。
今年を締め括る懺悔がごとく、しばしその姿を眺めた。




完成した燻製。
自画自賛だが、美味である。







＊＊＊＊＊＊＊本日の釣果＊＊＊＊＊＊＊

ニジマス　４９匹