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ウォルトンガーデン卒業試験

2019年4月22日
2週間ぶりの休日は、ウォルトンガーデンでリフレッシュしたい。
あれこれとネットの魔界を巡りながら散財し、夜はフック交換やタックルボックスの整理をする。
まるで遠足前の子供のようである。
一杯やりつつ、タックルの手入れをしながらあれこれと考える。
ウォルトンに通うようになってから早2年。
回数こそはそんなに多くないものの、地道に行き続けたことでウォルトンの特徴もだいぶ把握できてきた。
魚の定位する位置や水中地形、天候や気温と魚の動きなど、通い始めの頃とは比べ物にならないほど分かるようになってきた。
最近では渋い状況でも余程のことが無い限り、それなりの釣果を出せるようになってきた。
始めたての頃なんて、半日やって一桁台の釣果がザラであった事を考えると、だいぶ成長したはずである。
ここにきて、その成長とやらを確かめるべく卒業試験のような課題を自分に課してみたいと思うのである。
まぁ達成できたとしても卒業するつもりはありませんが。

課題「今シーズンのウォルトンガーデンのメインポンドで1日に100匹以上のトラウト類を釣り上げる」

普段、数釣りは飽きるのであまり好まないアルマスではあるが、課題ということであえて設定してみることにした。
100匹の釣果、いわゆる束釣りというやつである。
まず、1日で100匹以上釣るということは、10分1匹のペースでは全然足りない。
朝5時にウォルトン入り、昼食休憩1時間、閉店6時とするならば、釣りができるのは正味12時間。
720分÷100匹=7.2分
12時間釣り続けて、7分12秒以内に1匹釣らなければならない計算になる。
しかも、今年のウォルトンガーデンは持ち帰り匹数が一人1匹までに制限されている。
その影響で、ポンドは何度も釣られたスレマス達でひしめき合っているというハードモードの中での達成を強いられる。
これはかなり厳しそうである。

厳しいとくれば俄然燃えてくるというもの。
普段Mなつもりはなが、本質はきっとMなのであろう。
やるからには、どのルアーでどのレンジ、どのスピードを探るのかをあらかじめ考えておかなければならない。
時間との勝負になるので、釣り場であれこれ試行錯誤しているようでは達成できないだろう。
決めた手法を少しずつずらしながら、その時々の正解に近付けてゆく。
魚を見失うことなくそれができれば、達成も見えてくるに違いない。

朝5時、受付よりポンドを見渡すと、水面でライズしているかのような波紋がいたる所で発生している。
朝一から活性が良く、幸先の良いスタートを切れそうである。
そう思いポンドに近付くと、何やら様子がおかしい。
魚が水面でくるくると回るようにもがいているのだ。
何と、捕食のライズではなく、弱って浮いてもがいている波紋が見えていたのである。
スタッフの方に話を聞くと、ここ数日の陽気で水温は上がり、その影響が出ているとのことである。



一変、すっかり出鼻をくじかれる形になってしまった。
帰ろうかとも思ったが、せっかく来たのでやるだけのことはやろうと心に決め、ポイントに入る。
先客は居なかったので、釣り座は自由に選べる。
水温が高いので、溶存酸素量の多くなる水車脇が良いだろう。
対岸の水車脇に入り、大いなる不安を抱えての卒業試験を始めることにした。

まずはノア18赤金で表層、中層、ボトムと探るが反応が無い。
サイズを落としてノア12赤金で表層、中層をゆっくり探るがこれも反応なし。
もう少しスローな展開と踏んで、クランク投入。
デカミッツ、インチクランクTR、バーブルに反応なし。
中層をつぶアンのゴマ塩クリアーですぐに反応があった。
時間は5:27、探りに少々時間をかけ過ぎた感はあるが、ファーストフィッシュに漕ぎつけた。



     

レンジは水面から1m付近、スピードも合っているようだ。
ゴマ塩クリアーで6匹追加する。
カラーを変えてみるが、反応は今ひとつである。
クリア、ホワイト系が良い感じのようだ。
グリーンチャートピンク、サーカスレッドで1匹ずつ、ゴマ塩クリアーで3匹追加する。

    

7時近くなってくると、アングラーの姿も増えてきた。
天気も気持ちの良い快晴で、すばらしい釣り日和である。
ポンドに差し込む日差しが強くなってくると、それに伴い魚の反応も鈍くなってきた。
魚からの反応が得られないまま、30分程時間が過ぎてゆく。
魚の居るレンジが下がったのか?
より深いレンジを探れるK-Ⅱミノー40で様子を見ると、予想通り反応があった。
トッピングフードで40分程の間に7匹、その後俺だっ茶で1匹を追加する。



      

8:30を過ぎてくると、またもや反応が無くなってきた。
またレンジが変わったか?
水車からの水流の中に、ちらほらライズする個体が見えるので、そいつを狙ってみることにする。
ダブルクラッチ45F1のミドリムシを流すが反応が無い。
続いてK-1ミノー50F1のオールグローをドリフトさせるとヒットした。
K-1ミノーで2匹、デスロールで1匹釣り上げるも、連発する雰囲気ではない。
魚の溜まるレンジを攻め、アクセントで流れに着く活性の高い個体を採っていく感じが良さそうである。



 

9:14バービーで1匹、こしアンで1匹。
やはりレンジは上がっており、その間のような雰囲気。
つぶアンをゆっくりめに引いてくるといい感じで連発する。
クリームスターで4匹、イリエパールで5匹
50分ほどで計11匹と、まずまずなペースで釣り上げることができた。



         

反応が鈍くなってきたので、場を休めるべく流れに着いた個体を先程同様狙っていく。
K-ⅠミノーのMSブラウンを、流れの中をドリフトさせて2匹ゲット。
やはり連発はしてくれないが、コンスタントに反応してくれるのでタイミングを見て狙っていきたい。





沖の竿抜けポイントも狙ってみる。
ザンムIDOを遠投し、1m付近をリトリーブしてくると反応があった。
ココアグローで2匹、クリームスターで2匹取ることができた。
沖にはやる気のあるいいサイズの個体が多く、なかなか楽しめた。



  

ここまでの釣果は、ちょうど40匹である。
時計を見ると11:30、陽も高くなり、春にしては暑いくらいの陽気である。
疲れてきたこともあり、ここで昼食休憩にすることにした。
ポンドには、朝にもまして弱った魚が多数腹を見せて浮いており、痛々しい。
当初は、ほとんど釣れないのではないかと危惧していたが、この惨状の割にはまぁ釣ることができている。
釣れずに悶絶されている方も多いが、適正なレンジとスピードを見極めている方はちゃんと釣っている。
決してイージーではないが、正解に近付ければちゃんと答えを出してくれる。
そんなウォルトンガーデンだからこそ、魅力的であり、いつのまにか通うようになっていたのかもしれない。

暑さに負け、1時間半ほどゆっくりと休憩をとった後、午後の部を開始する。
午前中は40匹と、合格までには遠く厳しい展開。
午後でペースを上げ、60匹を釣らなくてはならない。
確たる打開策も浮かばないが、このまま休憩していても何も始まらない。
ポンドを見渡すと、日中の水温上昇のピークとあってか、釣れている雰囲気が無い。
レンジが下がっているのかと、K-Ⅱミノーを投入するも1匹のみと続かない模様。



ここで、対岸の角の根掛かりポイントで釣っていた方が帰られたので、気分を変えるべくそちらに移動する。
角+インレットということで、ここも魚が溜まりやすいポイントである。
ただ、流れがあまり効いていないので、ドリフトのような釣り方には適さないものの、魚影はかなり濃い。
K-1ミノー50F1をしっかり潜らせると反応があり、1匹。
つぶアンで1匹。
こしアンにするといい反応が得られた。
レンジは1m付近、スピードは2秒1回転程のようである。
アボカドクリームで7匹、クリアライムで2匹、クリームスターで7匹。
結局こしアンのレンジとスピード、サイズがマッチしたようで、ハイペースで数を稼ぐことができた。



                

こしアンのカラーを変えて探ってゆくが、色による好みが激しい。
ピンクや黄色、オリオリなど、全く見向きもしないカラーもあれば、連発するカラーがあったりして面白い。
今日のウォルトンは白系+クリアカラーが反応が良い傾向にあるようだ。

時間は早いもので15時。
ここで投入したカラーがまさかの本日爆超カラーであった。
カラーチョイスをクリア、白に絞っていたので気付かなかったが、このメタリックコッパ。
15時から16時の1時間で、何と22匹の大釣果をもたらしてくれたのである。
日にもよるのだろうが、ここまで爆発力があるのも大したものである。
フック交換をしながらの釣りが大変であった事もあり、今後に備え予備を購入しておかねばなるまい。



                    

16時を過ぎてきた頃、メタリックコッパの反応が落ちてきた。
カラーを変え、赤マムシにするも2匹のみ。





スレてきたというよりは、こしアンのレンジを外れてきたような雰囲気である。
さらに下がったかと、K-Ⅱを投入してみるが反応は無い。
ボトムはどうかと、ウッサで探るも反応は無い。
ウッサを巻き下げながらリトリーブすると、着水後3回転ほどでバイトがあった。
探っていた方向が逆で、レンジは上がっているようである。



ゆっくりリトリーブするより、早めに巻いた方がアタリがある。
速めならばとスプーンに換える。
ドーナ15のマンゴー/黒で30~50cm付近でバイトがあった。
15分程の間に6匹を立て続けにゲット。
午後はここまで、なかなか良いペースで来ている。



    

反応が落ち着いたところでからし色に換えて1匹。



その後はスプーンへの反応が無くなってしまった。
時間は17時、夕まずめで活性が上がる時間でもあるが、鳥を警戒してか釣れなくなる頃合いでもある。
今日のウォルトンはどう出るか?
ぽつぽつと水面の虫にライズが起きているので、水面を意識していそうである。
ダブルクラッチ45F1ミドリムシを、弱いマジックジャークで泳がせてみる。
水面へ浮き上がる直前でバイトがあった。
これで3匹を追加。



 

3匹釣ったところで、水面が再び静かになった。
またレンジが下がったか。
先程好調だったこしアンのメタリックコッパはフックが曲がってしまっていたため、似ているメタリックゴールドを投入する。
反応はさほど良くは無く、ショートバイトばかりである。
レンジを少しずつ変え、何とかフックに乗った個体を2匹釣り上げる。





17:30~18:00
この間は、本当に何をやっても反応が得られない時間であった。
かろうじてスプーンで1匹釣り上げたのみである。
周囲にはアオサギやカワウがひっきりなしに飛び交い、魚にとってかなりのプレッシャーになっているようである。
17:48 ドーナ15マンゴー/黒で釣り上げた個体を最後に、タイムアップの18時を迎えた。



午後はポイント移動が功を奏したことと、こしアン「メタリックコッパ」の快進撃があり、結構な追い上げを見せた。
魚のカウントに関しては、ランディングネットの中で撮影した個体をカウントする方式をとっている。
ちなみに、バラシはもちろんネットからポロリで撮影できなかった個体も釣果としてはカウントしていない。
よって、フィールドでは正確に何匹釣れたかを把握していない。
自宅に戻り、デジカメ内の写真を数える形で本日の採点を行う。


本日の釣果 ニジマス97匹 不合格


もうね、笑っちゃうというか何というか、私に相応しい結末になったとさ。
課題というか反省点も見えたので、次回こそは達成できるように頑張りたいと思う。
だけど正直なところ、疲れたというか頑張ったのにくやしい~というか何というか。
あーあ、たまには何も考えずに寝ることにしよう。

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桜虹繚乱のウォルトンガーデン

2019年4月7日
先日までの寒さも緩み、桜もいよいよ満開の様相を呈してきたこの頃。
桜と虹を同時に観賞するべく、ウォルトンガーデンを訪れた。
最近は午後から来ることが多いのだが、今日は朝から丸々一日満喫する予定である。
この時期は、朝5時には日の出を迎える。
それに合わせて、5時頃にウォルトンに到着するように家を出た。

到着すると、既に2台の車が駐車場に停まっている。
日曜日なだけあり、皆さん気合が入っているようである。
例によって誰もいない受付で受付用紙を書き、メインポンドへ向かう。
正面対岸の水車横が空いていたので、そちらに入ることにした。
今日の天気予報は晴れ、気温も25度位まで上がる予報である。
おそらくは水温も上昇し、BODの高いウォルトンのマッディーウォーターは酸欠気味になる。
そう踏んでのポイント選定である。



朝露に濡れる新緑と、満開の桜が美しい。
水面の様子を観察すると、水面の小虫を食っているようなライズが頻繁に起きている。
まずはノア18赤金で表層~50cm位を探ってゆくが反応が無い。
ノアJr12に落として探るも反応はない。
デカミッツ、バーブルと試すがこちらもダメ。
朝一いきなり出鼻をくじかれたような感じである。

レンジを下げて中層を探ることに。
つぶアンのゴマ塩クリアでゆっくり中層を泳がせると、本日初ヒット。



結構深いレンジから食い上げてきているようで、釣れる魚はことごとくフロントフックにフッキングしている。
つぶアンの潜行深度から言って、表層から2m付近がレンジのようである。
カラーローテーションしながら、1時間で11匹と、なかなか良いペースである。
30up、中には40upも混ざり、油断を許さない雰囲気が楽しい。









     

時間の経過とともに、リアフックに食いついてくる個体が増えてきた。
そして、レンジが変わったのか、反応が鈍ってきたのでルアーを変えてみる。
モカSRFⅡを試してみるが、事故的に1匹釣れたのみ。
まだそこまでレンジは上がっていないようである。



ザンムIDOに換えてみるが1匹と、ちょっと違う感じ。



つぶアンで2匹。





この辺からだんだん分からなくなってくる。
ちゃんと考えながらやっているつもりではあったが、ついつい釣れたルアーにこだわったり、過去にいい思いをしたルアーを試してみたりと、1時間余りの時間を迷走に費やしてしまった。
良く考えればすぐにやるべきことは分かるはずである。
2m~ボトムor30cm~1mのどちらかを試せばいい事を。

この時点では、まだ中層が頭から離れないアルマスはウッサを投入する。
表層から中層にかけて少しずつ沈めながらリトリーブしていると、豪快なアタリがあった。
ウォルトンのアタッカー、スチールヘッドである。
色を変えながらウッサで3匹を釣り上げる。



 

中層より少し上を引けるグラスホッパーで2匹。





ウッサとグラスホッパーのおかげで、フィールドに出ると著しく勘の悪いアルマスもようやく気付いてきた。
スプーンに換え、30cm~80cmをレンジを刻みながら探ってゆく。
ノア12赤金で50cmほどのレンジを引くとヒットした。



しかし、連発してこない。
ウッサやグラスホッパーが少し早めで調子が良かったため、スピードを上げるべくノア18に換えるとすぐに結果が出た。
表層30~50cmをノア18のスピードで引くのが正解のようである。
赤金をはじめ、差し色をはさみながら金系を中心としたローテーションでポンポン釣れる。
2時間余りで18匹を釣り上げた。



                


時間は12時を少し回ったところ。
スプーンでの釣りも一段落してきたところで昼食休憩にすることに。
カップラーメンを食べながら、満開の桜と新緑に色付き始めた里山を観賞する。
日差しは汗ばむほどであるが、窓から吹き込む風は爽やかで、春を感じさせてくれる。
実に気持ちが良く、ルアーのフックを交換しながら、しばらく休憩することにした。


長めの休憩の後、午後は桜パターンなるものを試してみる。
ノア18桜色を投入するも、そんなに反応は良くない。
せっかくの桜満開シーズンなので、少し期待していただけに残念。
2匹のみであった。





つぶアンゴマ塩に換えて、流れの中を通してくると、いいサイズがルアーをひったくった。
急激に突っ込むようなこのファイトは、スチールヘッドで間違いないだろう。
このサイズが適度に混ざってくれる今日のウォルトンは楽しさ満点である。
ランディングしてみると、やはり銀鱗輝くスレンダーなスチールヘッドであった。



 

ゴマ塩で2匹釣った後、こしアンに換えてみる。
オリオリグローで1匹釣るが、反応があまり良くない。



カラーを変え、クリームスターにすると反応が一変、釣れまくるようになる。
カラーを変えてだけでここまで魚の反応が変わるというのも面白い。
30分で10匹と、本日一の釣果を叩き出してくれた。



        

続いてクリアライムカラーで3匹。



 

時計を見ると、早いもので15時を過ぎていた。
少し飽きてきたこともあり、他のポイントに移動することにした。
ちょうど対岸の角、管理棟から出て左手の通称根掛かりポイントが空いていたので、そちらでやることに。
この周辺は、ポンドの角で流れが澱みやすいせいか、油膜や泡、ゴミといった漂流物が溜まりやすい。
今日は汚れがひどいので戻ろうかとも思ったが、既に元いた場所には他の人が入っている。
汚れには目をつぶり、そこでやることにする。

こしアン川場ピンクで2匹を立て続けにゲット。
しかし2匹以上は続いてこない。
桜シーズンだというのに、ウォルトンには桜パターンは無いようである。





先程調子の良かったクリームスターで3匹。
うち1匹は、今日一番のファイトを見せてくれたウォルトンアタッカーであった。



 

沖の方はどうかと、ザンムIDOを遠投して探ってみることに。
あまり反応の良い魚は居ないのか、アタリが無い。
竿を上げてレンジを少し上げてみると反応があった。
イリエパールとオリオリグローで1匹ずつ釣るも、そんなに反応は良くない。





風が吹くと、水面の汚れがどんどんこちらに流されてきて、溜まってゆく。
ラインやロッドにも汚れが付着して、あまり気持ちの良いものではない。
時間は現在16:30、最後は気持ちよく釣るために場所を移動することにした。

対岸の水車横10mくらいの位置に入ることにする。
こちら側なら、影が水面に映り込むこともないので、魚に無用のプレッシャーを与えないで済む。
またもやこしアンクリームスターを投入する。
ブレイク付近で1匹掛けるも、後が続かない。



レンジが変わったか、水面がざわつき始めたので、スプーンに換えてみる。
ノア18赤金を、昼間同様50cmほどのレンジを通すとヒット。



しかし、同じスプーンでは2匹目が続かない。
ドーナ20オレスタっぽいカラーで1匹、透過赤で1匹。
10分に1匹ペースでぽつぽつ釣ってゆく感じである。





赤が効くならと、こしアン赤マムシをキャストすると意外といい反応。
ポンポンと3匹釣れる。



 

つぶアン、アメリカンシャッドに換えて1匹。
なかなか元気の良い個体であった。



この個体を釣ったのが17:36
閉店の16時まで粘ったが、その後は静まり返ったように魚信は無く、これが最後の個体であった。
夕方を迎えるとぴたりと釣れなくなるこの現象。
釣った個体の多くに傷が付いていたことから、子育てシーズン中の鳥による食害と思われる。
現にアオサギやカワウなどが、ニジマスを狙って周囲を飛んでいる。
この時期の夕まずめは、そんな生き物たちの事情で幕を閉じるのが少し早いのではないだろうか。
春だ桜だと浮かれているのは我々人間だけであり、鳥もニジマスも生きるのに必死なんだな。
そう思うと、この夕暮れを美しいと感じることのできる自分の身勝手さに気付き、何とも言えない気持ちになるのであった。




本日の釣果 ニジマス73匹


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虹色を愛でる

2019年4月2日
4月に入ったにもかかわらず、相変わらず寒い日が続いている。
桜の花も3~4分ほどしか開花してはおらず、花見という雰囲気にもなれない。
しかし日が差し込めば、その蒲色の花弁が光に踊り、満開期以上の風情を感じさせてくれる。

桜の美しさも良いが、虹色の美しさもまた良い。
開花の進まぬ桜を愛でるのも乙で良いが、今日は虹色の花見と洒落込むことにした。

ウォルトンガーデン、山と水田に囲まれた、のどかな環境の管理釣り場。
私のお気に入りであり、虹見にはもってこいのエリアである。

いつも通り、13時~18時の5時間券で入ることにする。
平日にもかかわらず、メインポンドには9人ほどのアングラーが竿を出しており、賑わいを見せている。
ちょうど、正面の水車横で釣っていた人が帰ったようなので、そこに入ることに。

しばらく周囲の様子を見ていたが、釣れている気配が無い。
難しそうなので手返し良く、表層、ボトムと探って反応が無ければ次の手に変更してゆく。
まずは赤金で、ノア18、14、12と試すが反応が無い。
ウォルトンお得意のデカイ方寄りか?とノアBを投げると、ショートバイトがあった。
さらにサイズアップしてノアボス35にすると、手前のブレイク付近でヒット。



そのまま投げ続けるも、ショートバイトばかりで今ひとつヒッとに持ち込めない。
カラーを変えるもダメな雰囲気であったため、早めにスプーンに見切りを付けてプラグに変更する。
チャタクラDRを遠投して、反応を見る。
竿を立てて巻き上げると手前のブレイク付近で1匹ヒッとするも、連発はせず。



K-2ミノー40Fをゆっくり巻いてくると、水車からの流れの際で食ってくる。
ブレイク以外で食ってくるので、今日の好みはこっち系のようである。
俺だっ茶で3匹、おとぼけアッコで2匹の計5匹を立て続けに釣り上げることができた。





  

気温も上がってきて、風が強くなってきた。
風に負けずに飛ばせるザンムIDOモカオレを流れの先に飛ばすと、スチールヘッドっぽい力強いアタリとファイト。
今日一番のドラグ音が鳴り響く。
程無くしてウォルトンのグッドファイターが顔をのぞかせた。



気をよくして沖の竿抜けポイントをリトリーブしていると、またしてもいいアタリ。
しかし、巻き合わせをした途端、驚くほど簡単にラインが切れてしまった。
先程のファイトでラインに傷が入っていたに違いない。
走られた後は必ずラインチェックしろとあれほど…
沖で切れたのでルアーは見えず、回収は絶望的である。トホホ。

気を取り直してカラーチェンジ。
アメリカンシャッドで2匹を追加する。





以前スチールヘッドに効いたダブルクラッチはどうかと試してみる。
ミドリムシを流れにドリフトさせても今日は反応が無い。
ジャークで何とか1匹捕るも、本日のヒットパターンではなさそうである。



風が止んできたので、つぶアンに換えてみると、こちらも好反応。
ゴマ塩クリアで4匹、オリオリグローで4匹、グリーンジャングルで1匹、
計9匹を追加した。







     

再び風が出てきたのでザンムIDOに戻し、沖から流れ周辺のヒットレンジを通してゆく。
ミモザで3匹、再びアメリカンシャッドで2匹をゲット。
いいサイズのファイターが連発して面白い。





  

16:30を過ぎたころから、水面が賑やかになりはじめる。
魚が水面の小虫を捕食しはじめたようである。
パニッシュ55Fをサブサーフェスで誘ってゆくが、あまり反応は強くない。
微弱なトゥイッチで誘いだして何とか2匹を釣り上げる。





陽が沈みかけるにつれ、風もまた静まってきた。
反応の良かったつぶアングリーンジャングルに換え、流れの際を重点的に攻めてゆく。
10分1匹くらいのペースで釣れ、4匹追加する。



  

最後はこしアンで〆



最初は厳しそうな予感がしたものの、5時間でトータル32匹と飽きない程度に楽しむことができた。
これから春も本番になり、春のウォルトン爆釣祭りが訪れるのでは!?
と、期待させられる一日であった。


本日の釣果 ニジマス32匹


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花冷えのスチールヘッド

2019年3月30日
桜も開花し、このままお花見シーズン到来かと思っていたが、連日の寒波の影響で未だ桜も満開には至らずじまいである。
桜は2~3分咲きの場所が多いうえに寒く、小雨も降っているこんな状況では花見もできない。
ということで、この週末はウォルトンへ突撃することにした。

午前中に燻製用のニジマスの仕込みを終え、午後13時から閉店の18時までの5時間券で入ることにする。
到着するとまず、ジェームズポンドが賑わっている様子が目に飛び込んでくる。
さすが春の週末、アングラーも多そうである。
ところが、車から降りてメインポンドを見てみると、何と3人しか居ないではないか。
これはあれか、メインポンドがあまりにも釣れず、アングラーがサブポンドに逃げているのだろう。
今年のウォルトンは、持ち帰りが一人一匹に制限されているため、スレた残存の個体が多い。
ゲームフィッシング的にはそれも面白くて良いのだが、もう少しフレッシュな魚の割合を増やした方が良いのではなかろうか。
お気に入りのエリアなだけに、客離れから閉店なんて事態になりはしないかと少々心配になってしまう。

水車脇と、左の角の根掛かりポイントは人が居たため、管理棟正面右側で始めてみることにする。
ノア18赤金から探ってゆく。
ボトム付近でショートバイトがあるが乗らない。
14に落とすと反応が無い。
もう一度サイズを上げて18蛍光グリーンにするとヒット。



その後はショートバイトはあるものの、うまく乗らない。
今日はボトムを大きめサイズ+蛍光色を中心に探っていくのが良さそうな雰囲気である。
ノアB26オレンジに換え、遠投してボトムを探ってゆく。
すると間もなくいいアタリがロッドティップを引き込んだ。
このカラーで立て続けに2匹を釣り上げる。




これもまた、連発するほどではない。

蛍光グリーンのサイズをノアBに上げて、1匹。



ブラックMグリーンで1匹。



蛍光ピンクで1匹。



どれもこれも連発する雰囲気はなく、探って換え、釣って換え、何とか釣っていくような状況である。
ここまで2時間で6匹の釣果。
今日のウォルトンは、いつも以上に渋いようである。

ここで、対岸の水車横にいた人が移動したので、そちらに入ることにした。
スプーンでの釣りを続けるには、身も心も寒かったので、心機一転プラグ縛りで遊ぶことに。
特にライズは起きていないが、表層から探ってゆく。
流れがあるポイントなので、パニッシュ55Fをアップクロスにキャストし、ドリフトさせてゆく。
ターンを流れが緩やかになる場所を通るように流し、U字の頂点で弱くトゥイッチを入れるとひったくるような強烈なバイト。
表層の釣りは、このひったくるようなバイトが快感であり、やみつきになる。
足元へと潜り込むような、今日一番の走りを堪能する。
35cm程の美しい銀毛ニジマスであった。



同様にパニッシュを流すと、立て続けにヒット。
トゥイッチを入れた瞬間にたまらずバイトしてくるようだ。
こちらもまた、良いサイズである。
ランディングすると、コンディション抜群のヒレピンレインボー。



今日のヒットパターンを掴んだかとも思ったが、パニッシュではこの2匹以外釣れず。
なかなか難しい。
表層の反応は悪くなさそうだったので、ダブルクラッチ45F1ミドリムシに換えてみる。
すぐに反応があり、激しい突っ込みがドラグを鳴らした。
またもや、銀ピカの銀毛ニジマスであった。



フックが曲がってしまったので交換し、再度キャストするとまたもや強烈なバイト。
パニッシュよりもダブルクラッチの方が反応が良さそうである。
またしても、銀毛ニジマスであった。



結局、これが面白いように釣れ、ミドリムシで計5匹を釣り上げた。







興味深いのは、釣れる個体が30~40cmの銀毛ニジマスのみであるということ。
このニジマスたちは、体型も細長くスレンダーであり、尾鰭も相対的に大きい。
ノーマルのニジマスとは雰囲気が全く異なる個体である。
以前も同様の個体を何匹か釣っており、その度に気になっていた。
あと、釣れる時はプラグを使っている時だけであるのも共通である。
これは何か特別な品種なのか?と思い、管理人さんに聞いてみた。
すると、昨年11月に放流した、スチールヘッドであると教えてくれた。
ニジマスの養殖個体の中には銀毛する個体もいるが、こちらはスチールヘッドとして固定された品種のようである。
海に降るニジマス、すなわち降海型がスチールヘッドと呼ばれている。
スチールヘッドとニジマスは同種なのである。
しかし、その習性をもつ個体の選抜育種で、品種として固定できるという事実には驚かされる。
まぁ、犬だっていろいろな品種があり、チワワもセントバーナードも同種であると言われれば納得できる範囲のものではあるが。

ダブルクラッチが調子良いので、カラーを変えて釣ってゆくことにする。
続いてはクラスターブラウンで2匹。





マットグローサーモンで2匹。





閉店まで残り1時間。
さすがにダブルクラッチへの反応が鈍ってきたので、K-1ミノー50F1にチェンジ。
こちらも反応は良く、バーストピンクで2匹。





MSブラウンで2匹。





17:55こげ茶でラスト1匹で納竿である。




気温も寒く、時折小雨交じりで魚の活性も低かったが、スプーンに見切りを付けたのが早めで良かったと思われる。
意外にも、4カ月余りをポンドで過ごして体力が復活したグッドファイター、スチールヘッドと戯れることができて楽しい一日であった。
持ち帰りが解禁されるまでの間、しばらくはこのファイターとのやり取りを楽しめると思うと、ウォルトン通いがはかどりそうである。


本日の釣果 ニジマス22匹


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またまた燻製作りのためジョイバレーへ

2019年3月29日
先週作ったニジマスの燻製が好評であり、追加で作ることになった。
そのためのニジマスを手に入れるべく再びジョイバレーを訪れた。
前回の釣果は、丸一日やって31匹と振るわなかった。
せめて前回の数を上回りたいものである。
前日の夜にソミュール液を仕込みながら、前回の様子や反省点などを思い返してみる。



5:40頃にジョイバレー到着すると、既に車が5台ほど停まっている。
平日なのにこの盛況ぶりはいかに?
タックルを準備し、6時のオープンを待っていると、続々と人がやってくる。
常連の方に話を伺うと、2日後にトラキンエキスパート戦があるためとのことである。

受付から見て左奥のワンドになっている場所に釣り座を構えることにする。
ここは、なだらかなブレイクになっており、居付きのトラウトが溜まりやすい場所である。

6:00になったので開始する。
まずはノア18赤金で表層からチェックするも無反応。
先週のシチュエーションが頭をよぎる。
まぁそれならそれでパターンは分かっているのでやりやすい。
エキスパートな方々も釣り始めているが、ヒットしている様子はない。
ということは、私ごときがスプーンで粘ったところで無駄というもの。
前回同様表層の小虫にライズが起きているので、デカミッツを投げてみることに。
水面近くまで来て、反転してゆく小マスが多い。
トゥイッチを小刻みに入れてバイトに持ち込む。



しかし、1匹釣れたきり、後が続かない。
やがてライズも静かになってゆき、反応が無くなった。
ううむ、朝一から厳しい。

少しレンジが下がったようなので、こしアンを投入して様子を見ることに。
最初に釣れたのは、綺麗なヤマメであった。



その後は好反応と言うほどでもないが、ぽつりぽつりと釣れる感じである。
オリオリグローでヤマメから1時間半ほどのうちに、6匹を追加した。



8:11を最後に、1時間以上ぱたりと釣れなくなってしまう。
こんな場合はすぐに釣り方を変えなくてはならない。
しかし、アルマスはフィールドでの状況判断に難があるため、いつまでも同じルアーを使い続けてしまう。
ほとほと困ったものである。
よくポンドを見ていれば気付くはずである。
表層でライズが再び起きていることに。

デカミッツを投げると反応してくるのだが、どうも、ステイ中に見切られているような雰囲気である。
じっくり見せちゃダメなやつである。
ならばと水面直下をぐりぐり巻いてくると、下からすごいスピードでルアーにアタックしてくる様子が見える。
早巻き中にシェイクを入れて、水面から出ない程度に姿勢を崩してやるとバシバシアタックしてきて面白い。
立て続けに3匹をゲット。



しかしここはジョイバレー、トラウト達の見切りスピードも尋常ではない。
それ以降反応が無くなってしまった。

そして、いつのまにか釣り場は満員状態に。
左右もエキスパート戦のプラにやってきたアングラーに挟まれ、正面にしかキャストできない状況になってしまった。
それはそれで仕方がない。
しかし、食材調達の名目で釣りをしている今日の私には、若干キツいシチュエーションである。

釣れなくなったデカミッツを正面にキャストしながら次はどうしようか、移動しようかなどと考えていると、対岸にアングラーがやってきた。
まじか、ロデオの松本さんである!
先週に引き続き、今日もお会いできる(一方的)なんてラッキーである。
距離にして20mほど、この位置なら神の釣りを心行くまで見ることができる。
もう、釣り座を移動するなんて案は無しである。

松本さんの釣りを見ながら、だらだらと釣っている。
たまーに釣れてくるが、やる気なしノープランでただ投げてるだけだとここまで釣れないものなのか。
1時間に1匹ペースである。
ただ投げているだけとはいえ、結局10時から12時までで2匹しか釣れなかった。
これは初心者や子供などには正直厳しいと思われる。



松本さんの釣りを観察をしていると、いつのまにか並びにに誰もいなくなっていた。
12時を過ぎているので、皆昼食に出かけたものと思われる。
ここで我に帰り、今日の目的を思い出す。
横にも斜めにも投げ放題な今、少しでも釣らなくては!
水面を見ると、ライズが起きているのでデカミッツラトルのハイアピールで水面に引きずり出す作戦に。
1秒1回転半ほどの早巻きに、シェイクを加えて誘ってゆく。
たまらず食い上げてくるニジマスたち。
ここまでの早巻きなら、巻き合わせせずとも口にフックポイントが触れた瞬間にオートフッキングする。
ここにきてデカミッツラトルが30分で5匹を追加する大健闘を見せた。







並びのアングラーが戻ってきたところで、こちらも昼食休憩にする。
受付で売っているカップ焼きそばを堪能し、少し遅い午後の部を開始する。
さっきは調子が良かったデカミッツだが、1匹しか取れずにルアーチェンジ。



ライズが収まっていたので、少しレンジが沈んだと踏んでグラスホッパーを投入。
1匹ゲットするが、後が続かない。



続いてダブルクラッチ45F1クラスターブラウンのデジ巻きでヒット。
クラスターブラウンで2匹、ミドリムシで2匹と、なかなかの良反応。





15時半頃、夕まずめを迎えたかライズが出始めたので、迷わずデカミッツラトルを投入する。
1時間半程の間に6匹をゲットすることができた。
やはり今日もデカミッツが大活躍をしてくれた。






陽は沈み、辺りは薄暗くなってきた。
時間は18時少し前。
この時点で、最低目標の30匹は達成している。
ここから1時間半程のナイターでどれだけ追加できるかが勝負である。
できれば10匹ほど追加したいところである。

さきほど調子の良かったダブルクラッチ45F1を再び投入する。
ダブルクラッチはデジ巻きやジャークもよく釣れるが、動きを抑えたサブサーフェスの釣りもよく釣れる。
弱ったベイトフィッシュを意識して漂わせると、立て続けに2匹ヒット。



ライズはだいぶ終息しているので、中層からボトムをウッサSでゆっくり探ると良い反応が得られた。
30分ほどで3匹を上げることができた。





前回のナイターで調子の良かったこしアンオリオリグローはどうかと試してみることに。
アタリは多いのだが、今ひとつフッキングには至らず2匹のみであった。



残り30分でウッサに戻し、2匹を追加したところでタイムアップ。
あと1匹釣れるまで粘りたいところではあるが、食材として持ち帰るニジマスなので、生きているうちの血抜きは必須である。
捌き場での作業のため、19:30に納竿とした。

当初の目標であった、31匹を上回るという目標はどうにか達成できたので良しとすることにする。
毎度訪れる度に違ったパターンと一筋縄ではいかない感。
やっぱりジョイバレーでの釣りは楽しいと再認識した一日であった。
また、松本さんの釣りをじっくりと拝見することができたことも、大きな収穫の一つである。


本日の釣果 計39匹
ヤマメ 1匹
ニジマス 38匹


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Posted by アルマス at 08:09Comments(0)管理釣り場ジョイバレー