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花冷えのスチールヘッド

2019年3月30日
桜も開花し、このままお花見シーズン到来かと思っていたが、連日の寒波の影響で未だ桜も満開には至らずじまいである。
桜は2~3分咲きの場所が多いうえに寒く、小雨も降っているこんな状況では花見もできない。
ということで、この週末はウォルトンへ突撃することにした。

午前中に燻製用のニジマスの仕込みを終え、午後13時から閉店の18時までの5時間券で入ることにする。
到着するとまず、ジェームズポンドが賑わっている様子が目に飛び込んでくる。
さすが春の週末、アングラーも多そうである。
ところが、車から降りてメインポンドを見てみると、何と3人しか居ないではないか。
これはあれか、メインポンドがあまりにも釣れず、アングラーがサブポンドに逃げているのだろう。
今年のウォルトンは、持ち帰りが一人一匹に制限されているため、スレた残存の個体が多い。
ゲームフィッシング的にはそれも面白くて良いのだが、もう少しフレッシュな魚の割合を増やした方が良いのではなかろうか。
お気に入りのエリアなだけに、客離れから閉店なんて事態になりはしないかと少々心配になってしまう。

水車脇と、左の角の根掛かりポイントは人が居たため、管理棟正面右側で始めてみることにする。
ノア18赤金から探ってゆく。
ボトム付近でショートバイトがあるが乗らない。
14に落とすと反応が無い。
もう一度サイズを上げて18蛍光グリーンにするとヒット。

花冷えのスチールヘッド

その後はショートバイトはあるものの、うまく乗らない。
今日はボトムを大きめサイズ+蛍光色を中心に探っていくのが良さそうな雰囲気である。
ノアB26オレンジに換え、遠投してボトムを探ってゆく。
すると間もなくいいアタリがロッドティップを引き込んだ。
このカラーで立て続けに2匹を釣り上げる。

花冷えのスチールヘッド

花冷えのスチールヘッド
これもまた、連発するほどではない。

蛍光グリーンのサイズをノアBに上げて、1匹。

花冷えのスチールヘッド

ブラックMグリーンで1匹。

花冷えのスチールヘッド

蛍光ピンクで1匹。

花冷えのスチールヘッド

どれもこれも連発する雰囲気はなく、探って換え、釣って換え、何とか釣っていくような状況である。
ここまで2時間で6匹の釣果。
今日のウォルトンは、いつも以上に渋いようである。

ここで、対岸の水車横にいた人が移動したので、そちらに入ることにした。
スプーンでの釣りを続けるには、身も心も寒かったので、心機一転プラグ縛りで遊ぶことに。
特にライズは起きていないが、表層から探ってゆく。
流れがあるポイントなので、パニッシュ55Fをアップクロスにキャストし、ドリフトさせてゆく。
ターンを流れが緩やかになる場所を通るように流し、U字の頂点で弱くトゥイッチを入れるとひったくるような強烈なバイト。
表層の釣りは、このひったくるようなバイトが快感であり、やみつきになる。
足元へと潜り込むような、今日一番の走りを堪能する。
35cm程の美しい銀毛ニジマスであった。

花冷えのスチールヘッド

同様にパニッシュを流すと、立て続けにヒット。
トゥイッチを入れた瞬間にたまらずバイトしてくるようだ。
こちらもまた、良いサイズである。
ランディングすると、コンディション抜群のヒレピンレインボー。

花冷えのスチールヘッド

今日のヒットパターンを掴んだかとも思ったが、パニッシュではこの2匹以外釣れず。
なかなか難しい。
表層の反応は悪くなさそうだったので、ダブルクラッチ45F1ミドリムシに換えてみる。
すぐに反応があり、激しい突っ込みがドラグを鳴らした。
またもや、銀ピカの銀毛ニジマスであった。

花冷えのスチールヘッド

フックが曲がってしまったので交換し、再度キャストするとまたもや強烈なバイト。
パニッシュよりもダブルクラッチの方が反応が良さそうである。
またしても、銀毛ニジマスであった。

花冷えのスチールヘッド

結局、これが面白いように釣れ、ミドリムシで計5匹を釣り上げた。

花冷えのスチールヘッド

花冷えのスチールヘッド

花冷えのスチールヘッド

興味深いのは、釣れる個体が30~40cmの銀毛ニジマスのみであるということ。
このニジマスたちは、体型も細長くスレンダーであり、尾鰭も相対的に大きい。
ノーマルのニジマスとは雰囲気が全く異なる個体である。
以前も同様の個体を何匹か釣っており、その度に気になっていた。
あと、釣れる時はプラグを使っている時だけであるのも共通である。
これは何か特別な品種なのか?と思い、管理人さんに聞いてみた。
すると、昨年11月に放流した、スチールヘッドであると教えてくれた。
ニジマスの養殖個体の中には銀毛する個体もいるが、こちらはスチールヘッドとして固定された品種のようである。
海に降るニジマス、すなわち降海型がスチールヘッドと呼ばれている。
スチールヘッドとニジマスは同種なのである。
しかし、その習性をもつ個体の選抜育種で、品種として固定できるという事実には驚かされる。
まぁ、犬だっていろいろな品種があり、チワワもセントバーナードも同種であると言われれば納得できる範囲のものではあるが。

ダブルクラッチが調子良いので、カラーを変えて釣ってゆくことにする。
続いてはクラスターブラウンで2匹。

花冷えのスチールヘッド

花冷えのスチールヘッド

マットグローサーモンで2匹。

花冷えのスチールヘッド

花冷えのスチールヘッド

閉店まで残り1時間。
さすがにダブルクラッチへの反応が鈍ってきたので、K-1ミノー50F1にチェンジ。
こちらも反応は良く、バーストピンクで2匹。

花冷えのスチールヘッド

花冷えのスチールヘッド

MSブラウンで2匹。

花冷えのスチールヘッド

花冷えのスチールヘッド

17:55こげ茶でラスト1匹で納竿である。

花冷えのスチールヘッド


気温も寒く、時折小雨交じりで魚の活性も低かったが、スプーンに見切りを付けたのが早めで良かったと思われる。
意外にも、4カ月余りをポンドで過ごして体力が復活したグッドファイター、スチールヘッドと戯れることができて楽しい一日であった。
持ち帰りが解禁されるまでの間、しばらくはこのファイターとのやり取りを楽しめると思うと、ウォルトン通いがはかどりそうである。


本日の釣果 ニジマス22匹


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