ウォルトンガーデン卒業試験
2019年4月22日
2週間ぶりの休日は、ウォルトンガーデンでリフレッシュしたい。
あれこれとネットの魔界を巡りながら散財し、夜はフック交換やタックルボックスの整理をする。
まるで遠足前の子供のようである。
一杯やりつつ、タックルの手入れをしながらあれこれと考える。
ウォルトンに通うようになってから早2年。
回数こそはそんなに多くないものの、地道に行き続けたことでウォルトンの特徴もだいぶ把握できてきた。
魚の定位する位置や水中地形、天候や気温と魚の動きなど、通い始めの頃とは比べ物にならないほど分かるようになってきた。
最近では渋い状況でも余程のことが無い限り、それなりの釣果を出せるようになってきた。
始めたての頃なんて、半日やって一桁台の釣果がザラであった事を考えると、だいぶ成長したはずである。
ここにきて、その成長とやらを確かめるべく卒業試験のような課題を自分に課してみたいと思うのである。
まぁ達成できたとしても卒業するつもりはありませんが。
課題「今シーズンのウォルトンガーデンのメインポンドで1日に100匹以上のトラウト類を釣り上げる」
普段、数釣りは飽きるのであまり好まないアルマスではあるが、課題ということであえて設定してみることにした。
100匹の釣果、いわゆる束釣りというやつである。
まず、1日で100匹以上釣るということは、10分1匹のペースでは全然足りない。
朝5時にウォルトン入り、昼食休憩1時間、閉店6時とするならば、釣りができるのは正味12時間。
720分÷100匹=7.2分
12時間釣り続けて、7分12秒以内に1匹釣らなければならない計算になる。
しかも、今年のウォルトンガーデンは持ち帰り匹数が一人1匹までに制限されている。
その影響で、ポンドは何度も釣られたスレマス達でひしめき合っているというハードモードの中での達成を強いられる。
これはかなり厳しそうである。
厳しいとくれば俄然燃えてくるというもの。
普段Mなつもりはなが、本質はきっとMなのであろう。
やるからには、どのルアーでどのレンジ、どのスピードを探るのかをあらかじめ考えておかなければならない。
時間との勝負になるので、釣り場であれこれ試行錯誤しているようでは達成できないだろう。
決めた手法を少しずつずらしながら、その時々の正解に近付けてゆく。
魚を見失うことなくそれができれば、達成も見えてくるに違いない。
朝5時、受付よりポンドを見渡すと、水面でライズしているかのような波紋がいたる所で発生している。
朝一から活性が良く、幸先の良いスタートを切れそうである。
そう思いポンドに近付くと、何やら様子がおかしい。
魚が水面でくるくると回るようにもがいているのだ。
何と、捕食のライズではなく、弱って浮いてもがいている波紋が見えていたのである。
スタッフの方に話を聞くと、ここ数日の陽気で水温は上がり、その影響が出ているとのことである。

一変、すっかり出鼻をくじかれる形になってしまった。
帰ろうかとも思ったが、せっかく来たのでやるだけのことはやろうと心に決め、ポイントに入る。
先客は居なかったので、釣り座は自由に選べる。
水温が高いので、溶存酸素量の多くなる水車脇が良いだろう。
対岸の水車脇に入り、大いなる不安を抱えての卒業試験を始めることにした。
まずはノア18赤金で表層、中層、ボトムと探るが反応が無い。
サイズを落としてノア12赤金で表層、中層をゆっくり探るがこれも反応なし。
もう少しスローな展開と踏んで、クランク投入。
デカミッツ、インチクランクTR、バーブルに反応なし。
中層をつぶアンのゴマ塩クリアーですぐに反応があった。
時間は5:27、探りに少々時間をかけ過ぎた感はあるが、ファーストフィッシュに漕ぎつけた。


レンジは水面から1m付近、スピードも合っているようだ。
ゴマ塩クリアーで6匹追加する。
カラーを変えてみるが、反応は今ひとつである。
クリア、ホワイト系が良い感じのようだ。
グリーンチャートピンク、サーカスレッドで1匹ずつ、ゴマ塩クリアーで3匹追加する。

7時近くなってくると、アングラーの姿も増えてきた。
天気も気持ちの良い快晴で、すばらしい釣り日和である。
ポンドに差し込む日差しが強くなってくると、それに伴い魚の反応も鈍くなってきた。
魚からの反応が得られないまま、30分程時間が過ぎてゆく。
魚の居るレンジが下がったのか?
より深いレンジを探れるK-Ⅱミノー40で様子を見ると、予想通り反応があった。
トッピングフードで40分程の間に7匹、その後俺だっ茶で1匹を追加する。


8:30を過ぎてくると、またもや反応が無くなってきた。
またレンジが変わったか?
水車からの水流の中に、ちらほらライズする個体が見えるので、そいつを狙ってみることにする。
ダブルクラッチ45F1のミドリムシを流すが反応が無い。
続いてK-1ミノー50F1のオールグローをドリフトさせるとヒットした。
K-1ミノーで2匹、デスロールで1匹釣り上げるも、連発する雰囲気ではない。
魚の溜まるレンジを攻め、アクセントで流れに着く活性の高い個体を採っていく感じが良さそうである。


9:14バービーで1匹、こしアンで1匹。
やはりレンジは上がっており、その間のような雰囲気。
つぶアンをゆっくりめに引いてくるといい感じで連発する。
クリームスターで4匹、イリエパールで5匹
50分ほどで計11匹と、まずまずなペースで釣り上げることができた。


反応が鈍くなってきたので、場を休めるべく流れに着いた個体を先程同様狙っていく。
K-ⅠミノーのMSブラウンを、流れの中をドリフトさせて2匹ゲット。
やはり連発はしてくれないが、コンスタントに反応してくれるのでタイミングを見て狙っていきたい。


沖の竿抜けポイントも狙ってみる。
ザンムIDOを遠投し、1m付近をリトリーブしてくると反応があった。
ココアグローで2匹、クリームスターで2匹取ることができた。
沖にはやる気のあるいいサイズの個体が多く、なかなか楽しめた。


ここまでの釣果は、ちょうど40匹である。
時計を見ると11:30、陽も高くなり、春にしては暑いくらいの陽気である。
疲れてきたこともあり、ここで昼食休憩にすることにした。
ポンドには、朝にもまして弱った魚が多数腹を見せて浮いており、痛々しい。
当初は、ほとんど釣れないのではないかと危惧していたが、この惨状の割にはまぁ釣ることができている。
釣れずに悶絶されている方も多いが、適正なレンジとスピードを見極めている方はちゃんと釣っている。
決してイージーではないが、正解に近付ければちゃんと答えを出してくれる。
そんなウォルトンガーデンだからこそ、魅力的であり、いつのまにか通うようになっていたのかもしれない。
暑さに負け、1時間半ほどゆっくりと休憩をとった後、午後の部を開始する。
午前中は40匹と、合格までには遠く厳しい展開。
午後でペースを上げ、60匹を釣らなくてはならない。
確たる打開策も浮かばないが、このまま休憩していても何も始まらない。
ポンドを見渡すと、日中の水温上昇のピークとあってか、釣れている雰囲気が無い。
レンジが下がっているのかと、K-Ⅱミノーを投入するも1匹のみと続かない模様。

ここで、対岸の角の根掛かりポイントで釣っていた方が帰られたので、気分を変えるべくそちらに移動する。
角+インレットということで、ここも魚が溜まりやすいポイントである。
ただ、流れがあまり効いていないので、ドリフトのような釣り方には適さないものの、魚影はかなり濃い。
K-1ミノー50F1をしっかり潜らせると反応があり、1匹。
つぶアンで1匹。
こしアンにするといい反応が得られた。
レンジは1m付近、スピードは2秒1回転程のようである。
アボカドクリームで7匹、クリアライムで2匹、クリームスターで7匹。
結局こしアンのレンジとスピード、サイズがマッチしたようで、ハイペースで数を稼ぐことができた。


こしアンのカラーを変えて探ってゆくが、色による好みが激しい。
ピンクや黄色、オリオリなど、全く見向きもしないカラーもあれば、連発するカラーがあったりして面白い。
今日のウォルトンは白系+クリアカラーが反応が良い傾向にあるようだ。
時間は早いもので15時。
ここで投入したカラーがまさかの本日爆超カラーであった。
カラーチョイスをクリア、白に絞っていたので気付かなかったが、このメタリックコッパ。
15時から16時の1時間で、何と22匹の大釣果をもたらしてくれたのである。
日にもよるのだろうが、ここまで爆発力があるのも大したものである。
フック交換をしながらの釣りが大変であった事もあり、今後に備え予備を購入しておかねばなるまい。


16時を過ぎてきた頃、メタリックコッパの反応が落ちてきた。
カラーを変え、赤マムシにするも2匹のみ。


スレてきたというよりは、こしアンのレンジを外れてきたような雰囲気である。
さらに下がったかと、K-Ⅱを投入してみるが反応は無い。
ボトムはどうかと、ウッサで探るも反応は無い。
ウッサを巻き下げながらリトリーブすると、着水後3回転ほどでバイトがあった。
探っていた方向が逆で、レンジは上がっているようである。

ゆっくりリトリーブするより、早めに巻いた方がアタリがある。
速めならばとスプーンに換える。
ドーナ15のマンゴー/黒で30~50cm付近でバイトがあった。
15分程の間に6匹を立て続けにゲット。
午後はここまで、なかなか良いペースで来ている。


反応が落ち着いたところでからし色に換えて1匹。

その後はスプーンへの反応が無くなってしまった。
時間は17時、夕まずめで活性が上がる時間でもあるが、鳥を警戒してか釣れなくなる頃合いでもある。
今日のウォルトンはどう出るか?
ぽつぽつと水面の虫にライズが起きているので、水面を意識していそうである。
ダブルクラッチ45F1ミドリムシを、弱いマジックジャークで泳がせてみる。
水面へ浮き上がる直前でバイトがあった。
これで3匹を追加。


3匹釣ったところで、水面が再び静かになった。
またレンジが下がったか。
先程好調だったこしアンのメタリックコッパはフックが曲がってしまっていたため、似ているメタリックゴールドを投入する。
反応はさほど良くは無く、ショートバイトばかりである。
レンジを少しずつ変え、何とかフックに乗った個体を2匹釣り上げる。


17:30~18:00
この間は、本当に何をやっても反応が得られない時間であった。
かろうじてスプーンで1匹釣り上げたのみである。
周囲にはアオサギやカワウがひっきりなしに飛び交い、魚にとってかなりのプレッシャーになっているようである。
17:48 ドーナ15マンゴー/黒で釣り上げた個体を最後に、タイムアップの18時を迎えた。

午後はポイント移動が功を奏したことと、こしアン「メタリックコッパ」の快進撃があり、結構な追い上げを見せた。
魚のカウントに関しては、ランディングネットの中で撮影した個体をカウントする方式をとっている。
ちなみに、バラシはもちろんネットからポロリで撮影できなかった個体も釣果としてはカウントしていない。
よって、フィールドでは正確に何匹釣れたかを把握していない。
自宅に戻り、デジカメ内の写真を数える形で本日の採点を行う。
本日の釣果 ニジマス97匹 不合格
もうね、笑っちゃうというか何というか、私に相応しい結末になったとさ。
課題というか反省点も見えたので、次回こそは達成できるように頑張りたいと思う。
だけど正直なところ、疲れたというか頑張ったのにくやしい~というか何というか。
あーあ、たまには何も考えずに寝ることにしよう。

2週間ぶりの休日は、ウォルトンガーデンでリフレッシュしたい。
あれこれとネットの魔界を巡りながら散財し、夜はフック交換やタックルボックスの整理をする。
まるで遠足前の子供のようである。
一杯やりつつ、タックルの手入れをしながらあれこれと考える。
ウォルトンに通うようになってから早2年。
回数こそはそんなに多くないものの、地道に行き続けたことでウォルトンの特徴もだいぶ把握できてきた。
魚の定位する位置や水中地形、天候や気温と魚の動きなど、通い始めの頃とは比べ物にならないほど分かるようになってきた。
最近では渋い状況でも余程のことが無い限り、それなりの釣果を出せるようになってきた。
始めたての頃なんて、半日やって一桁台の釣果がザラであった事を考えると、だいぶ成長したはずである。
ここにきて、その成長とやらを確かめるべく卒業試験のような課題を自分に課してみたいと思うのである。
まぁ達成できたとしても卒業するつもりはありませんが。
課題「今シーズンのウォルトンガーデンのメインポンドで1日に100匹以上のトラウト類を釣り上げる」
普段、数釣りは飽きるのであまり好まないアルマスではあるが、課題ということであえて設定してみることにした。
100匹の釣果、いわゆる束釣りというやつである。
まず、1日で100匹以上釣るということは、10分1匹のペースでは全然足りない。
朝5時にウォルトン入り、昼食休憩1時間、閉店6時とするならば、釣りができるのは正味12時間。
720分÷100匹=7.2分
12時間釣り続けて、7分12秒以内に1匹釣らなければならない計算になる。
しかも、今年のウォルトンガーデンは持ち帰り匹数が一人1匹までに制限されている。
その影響で、ポンドは何度も釣られたスレマス達でひしめき合っているというハードモードの中での達成を強いられる。
これはかなり厳しそうである。
厳しいとくれば俄然燃えてくるというもの。
普段Mなつもりはなが、本質はきっとMなのであろう。
やるからには、どのルアーでどのレンジ、どのスピードを探るのかをあらかじめ考えておかなければならない。
時間との勝負になるので、釣り場であれこれ試行錯誤しているようでは達成できないだろう。
決めた手法を少しずつずらしながら、その時々の正解に近付けてゆく。
魚を見失うことなくそれができれば、達成も見えてくるに違いない。
朝5時、受付よりポンドを見渡すと、水面でライズしているかのような波紋がいたる所で発生している。
朝一から活性が良く、幸先の良いスタートを切れそうである。
そう思いポンドに近付くと、何やら様子がおかしい。
魚が水面でくるくると回るようにもがいているのだ。
何と、捕食のライズではなく、弱って浮いてもがいている波紋が見えていたのである。
スタッフの方に話を聞くと、ここ数日の陽気で水温は上がり、その影響が出ているとのことである。

一変、すっかり出鼻をくじかれる形になってしまった。
帰ろうかとも思ったが、せっかく来たのでやるだけのことはやろうと心に決め、ポイントに入る。
先客は居なかったので、釣り座は自由に選べる。
水温が高いので、溶存酸素量の多くなる水車脇が良いだろう。
対岸の水車脇に入り、大いなる不安を抱えての卒業試験を始めることにした。
まずはノア18赤金で表層、中層、ボトムと探るが反応が無い。
サイズを落としてノア12赤金で表層、中層をゆっくり探るがこれも反応なし。
もう少しスローな展開と踏んで、クランク投入。
デカミッツ、インチクランクTR、バーブルに反応なし。
中層をつぶアンのゴマ塩クリアーですぐに反応があった。
時間は5:27、探りに少々時間をかけ過ぎた感はあるが、ファーストフィッシュに漕ぎつけた。







レンジは水面から1m付近、スピードも合っているようだ。
ゴマ塩クリアーで6匹追加する。
カラーを変えてみるが、反応は今ひとつである。
クリア、ホワイト系が良い感じのようだ。
グリーンチャートピンク、サーカスレッドで1匹ずつ、ゴマ塩クリアーで3匹追加する。





7時近くなってくると、アングラーの姿も増えてきた。
天気も気持ちの良い快晴で、すばらしい釣り日和である。
ポンドに差し込む日差しが強くなってくると、それに伴い魚の反応も鈍くなってきた。
魚からの反応が得られないまま、30分程時間が過ぎてゆく。
魚の居るレンジが下がったのか?
より深いレンジを探れるK-Ⅱミノー40で様子を見ると、予想通り反応があった。
トッピングフードで40分程の間に7匹、その後俺だっ茶で1匹を追加する。








8:30を過ぎてくると、またもや反応が無くなってきた。
またレンジが変わったか?
水車からの水流の中に、ちらほらライズする個体が見えるので、そいつを狙ってみることにする。
ダブルクラッチ45F1のミドリムシを流すが反応が無い。
続いてK-1ミノー50F1のオールグローをドリフトさせるとヒットした。
K-1ミノーで2匹、デスロールで1匹釣り上げるも、連発する雰囲気ではない。
魚の溜まるレンジを攻め、アクセントで流れに着く活性の高い個体を採っていく感じが良さそうである。



9:14バービーで1匹、こしアンで1匹。
やはりレンジは上がっており、その間のような雰囲気。
つぶアンをゆっくりめに引いてくるといい感じで連発する。
クリームスターで4匹、イリエパールで5匹
50分ほどで計11匹と、まずまずなペースで釣り上げることができた。











反応が鈍くなってきたので、場を休めるべく流れに着いた個体を先程同様狙っていく。
K-ⅠミノーのMSブラウンを、流れの中をドリフトさせて2匹ゲット。
やはり連発はしてくれないが、コンスタントに反応してくれるのでタイミングを見て狙っていきたい。


沖の竿抜けポイントも狙ってみる。
ザンムIDOを遠投し、1m付近をリトリーブしてくると反応があった。
ココアグローで2匹、クリームスターで2匹取ることができた。
沖にはやる気のあるいいサイズの個体が多く、なかなか楽しめた。




ここまでの釣果は、ちょうど40匹である。
時計を見ると11:30、陽も高くなり、春にしては暑いくらいの陽気である。
疲れてきたこともあり、ここで昼食休憩にすることにした。
ポンドには、朝にもまして弱った魚が多数腹を見せて浮いており、痛々しい。
当初は、ほとんど釣れないのではないかと危惧していたが、この惨状の割にはまぁ釣ることができている。
釣れずに悶絶されている方も多いが、適正なレンジとスピードを見極めている方はちゃんと釣っている。
決してイージーではないが、正解に近付ければちゃんと答えを出してくれる。
そんなウォルトンガーデンだからこそ、魅力的であり、いつのまにか通うようになっていたのかもしれない。
暑さに負け、1時間半ほどゆっくりと休憩をとった後、午後の部を開始する。
午前中は40匹と、合格までには遠く厳しい展開。
午後でペースを上げ、60匹を釣らなくてはならない。
確たる打開策も浮かばないが、このまま休憩していても何も始まらない。
ポンドを見渡すと、日中の水温上昇のピークとあってか、釣れている雰囲気が無い。
レンジが下がっているのかと、K-Ⅱミノーを投入するも1匹のみと続かない模様。

ここで、対岸の角の根掛かりポイントで釣っていた方が帰られたので、気分を変えるべくそちらに移動する。
角+インレットということで、ここも魚が溜まりやすいポイントである。
ただ、流れがあまり効いていないので、ドリフトのような釣り方には適さないものの、魚影はかなり濃い。
K-1ミノー50F1をしっかり潜らせると反応があり、1匹。
つぶアンで1匹。
こしアンにするといい反応が得られた。
レンジは1m付近、スピードは2秒1回転程のようである。
アボカドクリームで7匹、クリアライムで2匹、クリームスターで7匹。
結局こしアンのレンジとスピード、サイズがマッチしたようで、ハイペースで数を稼ぐことができた。


















こしアンのカラーを変えて探ってゆくが、色による好みが激しい。
ピンクや黄色、オリオリなど、全く見向きもしないカラーもあれば、連発するカラーがあったりして面白い。
今日のウォルトンは白系+クリアカラーが反応が良い傾向にあるようだ。
時間は早いもので15時。
ここで投入したカラーがまさかの本日爆超カラーであった。
カラーチョイスをクリア、白に絞っていたので気付かなかったが、このメタリックコッパ。
15時から16時の1時間で、何と22匹の大釣果をもたらしてくれたのである。
日にもよるのだろうが、ここまで爆発力があるのも大したものである。
フック交換をしながらの釣りが大変であった事もあり、今後に備え予備を購入しておかねばなるまい。






















16時を過ぎてきた頃、メタリックコッパの反応が落ちてきた。
カラーを変え、赤マムシにするも2匹のみ。


スレてきたというよりは、こしアンのレンジを外れてきたような雰囲気である。
さらに下がったかと、K-Ⅱを投入してみるが反応は無い。
ボトムはどうかと、ウッサで探るも反応は無い。
ウッサを巻き下げながらリトリーブすると、着水後3回転ほどでバイトがあった。
探っていた方向が逆で、レンジは上がっているようである。

ゆっくりリトリーブするより、早めに巻いた方がアタリがある。
速めならばとスプーンに換える。
ドーナ15のマンゴー/黒で30~50cm付近でバイトがあった。
15分程の間に6匹を立て続けにゲット。
午後はここまで、なかなか良いペースで来ている。






反応が落ち着いたところでからし色に換えて1匹。

その後はスプーンへの反応が無くなってしまった。
時間は17時、夕まずめで活性が上がる時間でもあるが、鳥を警戒してか釣れなくなる頃合いでもある。
今日のウォルトンはどう出るか?
ぽつぽつと水面の虫にライズが起きているので、水面を意識していそうである。
ダブルクラッチ45F1ミドリムシを、弱いマジックジャークで泳がせてみる。
水面へ浮き上がる直前でバイトがあった。
これで3匹を追加。



3匹釣ったところで、水面が再び静かになった。
またレンジが下がったか。
先程好調だったこしアンのメタリックコッパはフックが曲がってしまっていたため、似ているメタリックゴールドを投入する。
反応はさほど良くは無く、ショートバイトばかりである。
レンジを少しずつ変え、何とかフックに乗った個体を2匹釣り上げる。


17:30~18:00
この間は、本当に何をやっても反応が得られない時間であった。
かろうじてスプーンで1匹釣り上げたのみである。
周囲にはアオサギやカワウがひっきりなしに飛び交い、魚にとってかなりのプレッシャーになっているようである。
17:48 ドーナ15マンゴー/黒で釣り上げた個体を最後に、タイムアップの18時を迎えた。

午後はポイント移動が功を奏したことと、こしアン「メタリックコッパ」の快進撃があり、結構な追い上げを見せた。
魚のカウントに関しては、ランディングネットの中で撮影した個体をカウントする方式をとっている。
ちなみに、バラシはもちろんネットからポロリで撮影できなかった個体も釣果としてはカウントしていない。
よって、フィールドでは正確に何匹釣れたかを把握していない。
自宅に戻り、デジカメ内の写真を数える形で本日の採点を行う。
本日の釣果 ニジマス97匹 不合格
もうね、笑っちゃうというか何というか、私に相応しい結末になったとさ。
課題というか反省点も見えたので、次回こそは達成できるように頑張りたいと思う。
だけど正直なところ、疲れたというか頑張ったのにくやしい~というか何というか。
あーあ、たまには何も考えずに寝ることにしよう。
