9月14日
この日は日曜日ということで、職場の友人N氏とバス釣りに行くことに。
朝の日の出に合わせて古利根沼で待ち合わせる。
車を走らせポイントに到着すると、N氏の他にも1名先行者が居り、既に二人とも竿を出していた。
程無くしてN氏が20cm程のバスをヒットさせる。
朝からイケそうな雰囲気に期待しながらタックルを準備し、奥のポイントへと移動する。
ドライブシャッド3.5in黒金で一通り探るもののアタリが無い。
ルアーチェンジしハイドロハンド、クレイジーフラッパーと試すがこちらも無反応。
N氏が入っている場所でも、その後10cm位のチビバスが釣れただけで反応が無くなったとのこと。
陽も上がってきて、湖面にはアオコも浮き始めてきたので別の釣り場へと移動することにした。
古利根沼から車で数分、利根川のポイントに移動した。
利根川でバスを釣ったことは未だ無いが、存在は確認できている。
N氏と別々のポイントへと入り、川の様子を観察する。
すると、20cmくらいの魚が群れて泳いでいる様子が見える。
バスの群れである。
よく見ると、10匹ほどの群れが3つくらい見える。
これほど多くのバスが一か所に居るのを見るのは、幼少の頃家族で行った河口湖以来である。
その様子をしばし観察しながらタックルを準備する。
オーバーハングの際を泳いでいた群れの数メートル先にクレイジーフラッパー2.8inをキャストし、水面直下を少し速めに引いてくる。
群れ全体が反応を示し、こちらへ方向転換する。
その中でもひときわ大きな個体が群れの小型個体を追い抜くようにして迫ってきた。
キタキタ!
50~60cmの距離まで近づいてくるのを待ち、間近に迫ったところでラインテンションを抜きフォールさせると勢いよくラインが引き込まれた。
合わせを入れると力強い振動とともにドラグが鳴る。
なかなか良いサイズであることを予感させる元気のよい引きである。
オーバーハングにラインを絡めないように慎重にファイト、寄せて走られを何度か繰り返しネットでランディング。
32cmの生命感にあふれる個体であった。
サイズこそ普通であるものの、初の利根川バスを手にし、達成感のようなものををしばし味わう。
群れで泳ぐバスはまだたくさんいる。
ワームを再成型し、奥の岩が沈んでいる辺りを攻めてみる。
数投すると、一瞬の違和感とともにゆっくりラインが走り出した。
食ってる!
合わせを入れると魚の振動がロッドを伝わる。
小型個体ではあったが、抜きあげるには少し不安があったのでネットでランディング。
20cmちょいの小バスであった。
まだまだいけそうだったので、群れの鼻先にキャストし、クレイジーフラッパーを泳がせる。
バスの群れはは浮いているので水面直下をしっかりアクションさせながら引いてゆく。
数投目、着水に興味を示したバスがチェイスに入り、そのまま水飛沫を上げてバイトしてきた。
フォールを入れてから食わせようと思っていたので、不意のバイトに釣られ早合わせになってしまった。
一瞬、魚の振動を感じるも、すっぽ抜けてしまった。
これはバスを釣るどころか、逆に釣られてしまった形になり、思わず「やられた~」と呟いてしまうのであった。
あまり一人で楽しんでいたのではN氏に申し訳無いと思い、連絡を入れるべくスマホを取りだすと、既にN氏からメッセージが入っていた。
バスの画像とともに、30up×2、20up×1と好調な旨が綴られていた。
合流をし、話を聞くと、沈んでいる倒木の周りにバスが付いていて立て続けに3匹釣れたそうだ。
今までの利根川というと、主に夕方の釣行であったが、朝の釣行は今日が初めてである。
利根川のバスは夕方は渋いが朝は好調なのだろうか。
それとも偶然良い条件の日時であっただけなのか。
何度か訪れて、調べてみたいと思う。
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