利根川でシーバスが釣れる!?

アルマス

2017年10月18日 12:24

9月18日
この日は台風の影響で、前日から雨。
友人のN氏と一緒に釣りに出かける約束を交わしていたのだが、天候的に厳しそうだ。
微かな期待を胸に、日の出の時間に合わせて起きてみるもやはり雨が降っており、釣行は諦めることにした。

夕方16時過ぎ、携帯にメッセージが連投される。
確認するとN氏からのもので、写真付きでこう綴られていた。
「利根川のいつもの場所でシーバス75up3連発しました~」
N氏は午後の天候回復を見て、釣りに出かけたようである。
朝の嵐から一転、午後からは天気は回復し、台風一過の晴天に恵まれたのである。
まさか河口でもないのにシーバスが釣れるなんて思ってもいなかったので、大変驚いた。
写真で送られてきた画像は、紛れもない巨大なシーバスであった。

外出先であったため、急行したいところだがそれが叶わない。
可及的速やかに予定を消化し、自宅にあるシーバス用ルアーを車に積み、超特急で利根川を目指す。
到着したのは17:30頃、日没間際であった。
釣った経緯を詳しく聞くとこうである。

小魚のボイルが起きていて、時折大きな魚がライズしていた。
何が食われているのか見てみたらオタマジャクシのような生き物が水面下を群れていた。
オタマジャクシに近い形のルアー、ピーナッツというスーパーシャロークランクを投げたら食ってきた。

70upのシーバスをクランクで釣ったらしい。
タックルを準備しながらタックルボックスを漁るも、私のシーバス用タックルボックスにはクランクなんて入っていない。
それもその筈、シーバスをクランクで釣るなんて聞いたこと無いし、ソルトルアーでクランクなんてそもそも売って無いのだ。
仕方がないので手持ちのミノー、スピンベイト80を投げるが一向に食ってくる気配がない。
クランクで釣れたということはブリブリアピール系が有効ということだろうか。
ジグパラブレード14gのバイブレーションに換え、沈まないように竿を立てて超高速リトリーブさせるとグンとリールが重くなる。
シーバスのバイトである。
深くフッキングさせるために合わせを入れると勢いよく走り出し、ドラグが鳴る。
ロッドとラインはいつもバス釣りに使っているライトタックルなので、慎重にやり取りする。
さすがはシーバス、これでもかというくらいよく走る。
しっかりと疲れさせてからネットでランディングすると、40cm程の銀鱗輝くシーバスであった。



既に陽は沈み、ライトも持ってきてはいなかったのでこれにて納竿とした。
釣れたサイズは小粒だったが、もうそれは大興奮である。
お世辞にも河口とは言い難い場所で、しかもバス釣りと同じフィールドでシーバスが狙えるのである。
今後さらに釣行を重ね、シーバスの状況を調査してみたいと思う。






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