2021年利根川シーバス1戦目

アルマス

2021年03月12日 16:50

2021年2月3日

昨シーズンのシーバスといえば、なんとか絞り出すような釣りばかりだったように思う。
夏の水質悪化に始まり、立て続けの台風による増水、ハクレン大量死、遅い冬の訪れの影響などなど。
ボートシーバスはコノシロパターンがずっと続いて好調だった様子。
河川のシーバスもそっちに引っ張られた可能性も高いが、真相は謎である。

さて、今シーズンのシーバスはどんな塩梅だろうか。
ちょっと遅いが今シーズンを始動させることに。
近頃、純淡水域のシーバスを追い掛けることが多かった。
今シーズンは河口堰より下流の汽水~海にも力を入れてみようかと思う。

秋のうちに下見しておいた、汽水域のポイントに行ってみることに。
既にバチ抜けは始まっている筈なので、ルアーはバチパターンを意識して準備する。
日没後、下げが始まった頃合いにエントリー。
風もほとんど吹いておらず、水面は鏡面のごとく凪いでいる。
期待とは裏腹に、バチの姿も視認できず、ライズや捕食音も確認できない。
初っ端から期待薄か?と思いつつも、バチを意識した個体が居ると信じてフィール150で探ってゆく。
ボトム付近までレンジを入れて、ゆっくり引いてくる。
ルアーが手前のブレイクのショルダーに差し掛かった辺りで、グンっと重量が伝わってきた。
やはり居たか!
サイズこそかわいいが、今シーズン初フィッシュに心が洗われる。
やっぱり釣りは楽しい!



この調子で立て続けにと目論むも、その後ショートバイトが何度かあるもののヒットには持ち込めない。
サイズダウンさせようかとも考えたが、ブレイクのショルダーで食ってくるということは、バチ以外のベイトを追いこんで捕食している可能性が高い。
アミかシラウオか?
マイクロベイトパターンに強いコルセア65にしてボトムをすらないようにゆっくり泳がせる。





2匹キャッチ!これが正解だったか!
と言いたいところだが、残念ながら連発する雰囲気ではない。
1カラー1匹絞り出すのがやっとといったところ。
かなり繊細に、ゆっくり且つボトムに擦らないよう、一定レンジを巻かないとバイトは得られない。

コルセアでアタリが無くなったので、目先を変えてCD5にしてみる。
しかし沈下速度が速く、ゆっくり巻くとボトムに擦ってしまう。
ブレス60Sに変えるといい感じ。
竿を立ててブレイクを舐めるように上昇させるとゴツンとヒット。
またもや本日のレギュラーサイズをキャッチ。



しかしブレスも連発には至らない。
手を変え品を変え、騙し騙し獲っていく他ないか。
マイクロベイト最強、伝家の宝刀ワスプスラローム50を繰り出す。
難なく1投目で深いバイトが得られた。
水面まで上がってきた魚体は本日1番のサイズ!
とは言っても60程ではあるが。
手前の捨石の上にずり上げるべく魚を誘導していると、何やら変な感触を感じる。
なんと、下げ潮で水深が下がり、顔を出した地固めブロックの角にリーダーが擦ってるではないか!
やばい!と思った刹那、風に揺れる8lbリーダー。

「ああ。」

「ふぅ。」


「ワスプ50なかなか売ってないんだよな。」


意気消沈という言葉を痛烈に実感した夜でしたとさ。


*******本日の釣果*******

シーバス 4匹



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