2021年利根川シーバス11・12戦目
2021年5月3日
前回盛り上がったハクパターンを再度味わうべく河口部へ。
日没間際に現地に到着したが、幸い先行者は無い。
明暗にはハクと思われる魚が群れている。
しかし、ボイルは無く、水面は至って静か。
ハクが追われている様子は見られない。
むしろ、のんびりと泳いでいるといった様相。
はて、シーバスはいずこへ?
河口部でシーバスが居ないなんてことはあまり無い。
レンジが深いか、そもそも食いが立ってないか、他のベイトに興味が行っているかのどれかだろう。
表層をマニックで探るも反応は無い。
小型のシンペンを中心に、レンジを刻みながら探ってゆく。
すると、ボトム付近でショートバイトが何度か得られた。
あの手この手で取ろうとするも、これがかなりの曲者でなかなかヒットに持ち込めない。
結局、3時間粘ってやっと1匹キャッチ。

その後、ルアーに引っかかってきたベイトを見て驚いた。
ハクではなくサバの稚魚である。
まさか、再三のショートバイトの正体は子サバなのか??
見当違いのアプローチを繰り返してしまっていたかもしれない。
作戦を練り直すべく、この日は納竿とした。

2021年5月14日
少し期間が空いてしまったが、前回の反省を踏まえて所持ルアーを一新してのチャレンジである。
明るい時間に川の様子も見ておきたかったので、16時過ぎにエントリー。
まだ陽も高く、時合までは時間がある。
足元には無数のアミが群れている。
水は若干茶色く濁っており、既に初夏の様相を呈している。

メタルバイブで時合まで様子を見ることにする。
ボトム付近を探っていると、いきなり根掛かり。
やってしまったかとラインを引っ張ると、少し動いた!?
利根川名物アカエイである。
開帳30cm程のカワイイ個体。
この美しさと愛嬌あふれる口は、もはや飼いたくなるレベル。

ルアーを外す時、不意に刺されないよう毒棘をペンチで折っておく。
エイの棘は、定期的に生え換わるので、折るだけならばエイにダメージは無い。
尾ごと切ってしまう人もいるが、それではあまりにエイが不憫である。
折り取った棘は、きれいに処理して標本にしておくことにする。

2度に渡るアカエイの猛攻を交わし、18時過ぎに1キャッチ。
たった1キャッチなのだが、ずいぶん釣り続けたような疲労を感じる。
アカエイの引きは半端ではない。

陽も沈み、明暗の釣りにシフトする。
流れに乗せてルアーを流しこんでいく。
先日同様ショートバイトは何度かあるのだが、なかなか気持ちのいいバイトに持ち込めない。
2時間ほど、答えに近づけないまま時が過ぎた。
ヘッドライトを点け、ルアーボックスを眺めながら次の手を考える。
そんな折、足元をヒュンっと何かが通過した。
どうも、15cm程の魚のようである。
アジか?サバか?
ひょっとしてこいつらがベイトになっているのでは?
今まで10cm未満のルアーばかりを使っていたので、サイズアップさせてみることに。
ハイスタンダード120Fをゆっくり流してゆくと、明暗の境付近で水柱が上がった。
いいサイズの重量を感じる。
フッキングが甘そうだったので、追い合わせを入れ、しっかりとフッキング!
させたつもりが、フックアウト。
うわぁー悔しい!これはかなり悔しい!
獲れなかったものの、答えに一歩近づいたことは間違いない。
気を取り直してフックとラインをチェックし、再びルアーを流しこんでゆく。
流芯から外れ、ゆったりと浮上アクションが入ったところで、ド派手な水柱が上がった。
魚体を半分程水面から出してのエラ洗い。
圧巻のテイルウォークに、一瞥でランカーであることを確信させられた。

この太さで80無いのかぁ。
しかし、この見事な魚体のシーバス!
こういう出会いの後は、いつまでも興奮が冷めやらない。
棲む世界が違うので、その出会いは一瞬である。
そんな一瞬の断片も、積み重ねてゆけば連続し、どこかに繋がるかもしれない。
そうしたら、今まで以上に釣りが楽しくなるだろう。
そんな境地に辿り着くまで、やってみようかな釣りって思う。
前回盛り上がったハクパターンを再度味わうべく河口部へ。
日没間際に現地に到着したが、幸い先行者は無い。
明暗にはハクと思われる魚が群れている。
しかし、ボイルは無く、水面は至って静か。
ハクが追われている様子は見られない。
むしろ、のんびりと泳いでいるといった様相。
はて、シーバスはいずこへ?
河口部でシーバスが居ないなんてことはあまり無い。
レンジが深いか、そもそも食いが立ってないか、他のベイトに興味が行っているかのどれかだろう。
表層をマニックで探るも反応は無い。
小型のシンペンを中心に、レンジを刻みながら探ってゆく。
すると、ボトム付近でショートバイトが何度か得られた。
あの手この手で取ろうとするも、これがかなりの曲者でなかなかヒットに持ち込めない。
結局、3時間粘ってやっと1匹キャッチ。

その後、ルアーに引っかかってきたベイトを見て驚いた。
ハクではなくサバの稚魚である。
まさか、再三のショートバイトの正体は子サバなのか??
見当違いのアプローチを繰り返してしまっていたかもしれない。
作戦を練り直すべく、この日は納竿とした。

2021年5月14日
少し期間が空いてしまったが、前回の反省を踏まえて所持ルアーを一新してのチャレンジである。
明るい時間に川の様子も見ておきたかったので、16時過ぎにエントリー。
まだ陽も高く、時合までは時間がある。
足元には無数のアミが群れている。
水は若干茶色く濁っており、既に初夏の様相を呈している。

メタルバイブで時合まで様子を見ることにする。
ボトム付近を探っていると、いきなり根掛かり。
やってしまったかとラインを引っ張ると、少し動いた!?
利根川名物アカエイである。
開帳30cm程のカワイイ個体。
この美しさと愛嬌あふれる口は、もはや飼いたくなるレベル。

ルアーを外す時、不意に刺されないよう毒棘をペンチで折っておく。
エイの棘は、定期的に生え換わるので、折るだけならばエイにダメージは無い。
尾ごと切ってしまう人もいるが、それではあまりにエイが不憫である。
折り取った棘は、きれいに処理して標本にしておくことにする。

2度に渡るアカエイの猛攻を交わし、18時過ぎに1キャッチ。
たった1キャッチなのだが、ずいぶん釣り続けたような疲労を感じる。
アカエイの引きは半端ではない。

陽も沈み、明暗の釣りにシフトする。
流れに乗せてルアーを流しこんでいく。
先日同様ショートバイトは何度かあるのだが、なかなか気持ちのいいバイトに持ち込めない。
2時間ほど、答えに近づけないまま時が過ぎた。
ヘッドライトを点け、ルアーボックスを眺めながら次の手を考える。
そんな折、足元をヒュンっと何かが通過した。
どうも、15cm程の魚のようである。
アジか?サバか?
ひょっとしてこいつらがベイトになっているのでは?
今まで10cm未満のルアーばかりを使っていたので、サイズアップさせてみることに。
ハイスタンダード120Fをゆっくり流してゆくと、明暗の境付近で水柱が上がった。
いいサイズの重量を感じる。
フッキングが甘そうだったので、追い合わせを入れ、しっかりとフッキング!
させたつもりが、フックアウト。
うわぁー悔しい!これはかなり悔しい!
獲れなかったものの、答えに一歩近づいたことは間違いない。
気を取り直してフックとラインをチェックし、再びルアーを流しこんでゆく。
流芯から外れ、ゆったりと浮上アクションが入ったところで、ド派手な水柱が上がった。
魚体を半分程水面から出してのエラ洗い。
圧巻のテイルウォークに、一瞥でランカーであることを確信させられた。

この太さで80無いのかぁ。
しかし、この見事な魚体のシーバス!
こういう出会いの後は、いつまでも興奮が冷めやらない。
棲む世界が違うので、その出会いは一瞬である。
そんな一瞬の断片も、積み重ねてゆけば連続し、どこかに繋がるかもしれない。
そうしたら、今まで以上に釣りが楽しくなるだろう。
そんな境地に辿り着くまで、やってみようかな釣りって思う。
