利根川のシーバス遡上状況を見に行く
2019年6月14日
ウォルトンも今シーズンの営業を終えたことだし、そろそろシーバスを始めることにする。
バチ抜けとは無縁な上流部において、今年のシーバス事情はどうなるか。
今シーズンの利根川上流シーバスの状況を探るべく、軽く竿を出してみることにした。
時間は18時、この時期は1年で最も日没が遅い時期である。
夕まずめというよりは、まだ夕方といった雰囲気である。
ベイトが追われている様子もなく、水面はいたって静か。
水面直下を探るが、特に反応は無い。
居るならば中層からボトムに違いない。
マニック95のデットスローでレンジを入れながら中層~ボトム上を探ってゆく。
時折、小バスがつついているのかショートバイトが伝わってくる。
数投後、手前の沈みブロックの頭にコツンとコンタクトした瞬間に、ククンとバイトがあった。
サイズは大きくはないが、跳ねた個体は紛れもなくシーバスである。

やはりシーバスは、今年もここまで遡上してきていた。
とりあえず、顔を見ることができて嬉しい。
昨年は釣れる数が少なくあまり楽しめなかったので、今年こそは多くの個体に出会えるように祈りたい。
スーサンに換え、先程と同様に流してゆくと、流芯を抜けたところで引き込むような鈍重なバイトがあった。
グン、グンと、首を振っている振動がロッドを伝ってきた。
重いがトルクの無い走りに、もしやと思い上げてみると、やはりアメリケンなニクイ奴。

陽は落ち、だいぶ薄暗くなってきた頃。
コツンというアタリに巻き合わせを入れると、まるでロケットのような突っ込みにドラグが悲鳴を上げた。
ついにやってしまったか!
姿が見えなかっただけに油断してしまった。
利根川GTことハクレンのスレ掛かりである。
ルアーを回収するべくゆっくり寄せてくると、メーターオーバーの彼女であった。
しっかりと背鰭にフッキングしている。
持ってきたネットに入るサイズでは無かったので、ネットでつついて外そうとすると驚いたのか、凄まじい水しぶきをあげた。
その衝撃で、ルアーが外れてくれたおかげで何とか回収できた。
利根川での釣りが久しぶりだったため、ハクレンの存在に油断していた。
ラインをありったけ出されることもあるだけに、注意したい存在である。
日没後、追加の釣果もなかったので他のポイントにも行ってみた。
ベイトは居るものの追われている様子はなく、代わりにナマズの捕食音がよく聞こえた。
アメナマと戯れようかとも思ったが、根掛かりによるルアーロストのリスクがあまりにも高い。
今日は様子見ということで、20:30頃納竿とした。
現在シーバスは上流部に遡上しているものの、魚影は薄く、群れでベイトを追っている雰囲気ではないようである。
今後、まとまった群れがいつ頃遡上してくるのか。
成長したベイトが群れるようになるこれからの時期、観察を重ねてみようと思う。
****** 本日の釣果 ******
シーバス
50cm未満 1匹
チャネルキャットフィッシュ 1匹

ウォルトンも今シーズンの営業を終えたことだし、そろそろシーバスを始めることにする。
バチ抜けとは無縁な上流部において、今年のシーバス事情はどうなるか。
今シーズンの利根川上流シーバスの状況を探るべく、軽く竿を出してみることにした。
時間は18時、この時期は1年で最も日没が遅い時期である。
夕まずめというよりは、まだ夕方といった雰囲気である。
ベイトが追われている様子もなく、水面はいたって静か。
水面直下を探るが、特に反応は無い。
居るならば中層からボトムに違いない。
マニック95のデットスローでレンジを入れながら中層~ボトム上を探ってゆく。
時折、小バスがつついているのかショートバイトが伝わってくる。
数投後、手前の沈みブロックの頭にコツンとコンタクトした瞬間に、ククンとバイトがあった。
サイズは大きくはないが、跳ねた個体は紛れもなくシーバスである。

やはりシーバスは、今年もここまで遡上してきていた。
とりあえず、顔を見ることができて嬉しい。
昨年は釣れる数が少なくあまり楽しめなかったので、今年こそは多くの個体に出会えるように祈りたい。
スーサンに換え、先程と同様に流してゆくと、流芯を抜けたところで引き込むような鈍重なバイトがあった。
グン、グンと、首を振っている振動がロッドを伝ってきた。
重いがトルクの無い走りに、もしやと思い上げてみると、やはりアメリケンなニクイ奴。

陽は落ち、だいぶ薄暗くなってきた頃。
コツンというアタリに巻き合わせを入れると、まるでロケットのような突っ込みにドラグが悲鳴を上げた。
ついにやってしまったか!
姿が見えなかっただけに油断してしまった。
利根川GTことハクレンのスレ掛かりである。
ルアーを回収するべくゆっくり寄せてくると、メーターオーバーの彼女であった。
しっかりと背鰭にフッキングしている。
持ってきたネットに入るサイズでは無かったので、ネットでつついて外そうとすると驚いたのか、凄まじい水しぶきをあげた。
その衝撃で、ルアーが外れてくれたおかげで何とか回収できた。
利根川での釣りが久しぶりだったため、ハクレンの存在に油断していた。
ラインをありったけ出されることもあるだけに、注意したい存在である。
日没後、追加の釣果もなかったので他のポイントにも行ってみた。
ベイトは居るものの追われている様子はなく、代わりにナマズの捕食音がよく聞こえた。
アメナマと戯れようかとも思ったが、根掛かりによるルアーロストのリスクがあまりにも高い。
今日は様子見ということで、20:30頃納竿とした。
現在シーバスは上流部に遡上しているものの、魚影は薄く、群れでベイトを追っている雰囲気ではないようである。
今後、まとまった群れがいつ頃遡上してくるのか。
成長したベイトが群れるようになるこれからの時期、観察を重ねてみようと思う。
****** 本日の釣果 ******
シーバス
50cm未満 1匹
チャネルキャットフィッシュ 1匹
