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アルマス、シーバスロッドを買いに行く

10月某日
前回の釣行以降、関東地方は2回もの台風に見舞われ、河川は大々的に増水した。
利根川も普段の穏やかさは失われ、河川敷一帯は濁流に飲み込まれた。
普段の水位から7m以上増水しており、堤防の中程まで水位が達した場所もある。
万が一にも堤防が決壊しようものなら、その地域は壊滅である。
堤防がいかに我々の生活を守ってくれている大切なものであるかを改めて認識させられた。

また、リアルタイムの利根川の水位は以下のサイトで確認できるので、釣行する際には確認を怠らず、遭難しないように注意を払いたい。
利根川上流河川事務所
利根川下流河川事務所


さて、増水で釣りに出られない間、ロッドやルアーなどを物色すべく釣具屋を巡ってみた。
正直、ソルカSL-702Lよりもほんの少しパワーのあるロッドが欲しかったのだ。
幸せ?不幸?なことに、我が家の近隣には大型の釣り具店が結構な数ある。
7~8ft付近のL~MLアクションのロッドをいくつか触ってみる。
何軒かショップを巡ってみて気付いたのだが、どのロッドも硬いということだ。
そしてとてつもなく軽い。
おそらく軽さを追求し、カーボンの純度を上げていったところ折れやすくなったので太くした結果硬くなったと言ったところか?
どのみち、私の使いたいと思うロッドのフィーリングからはかけ離れているので、軽く硬い系は却下することに。
当たり前のことであるが、ロッドの本質は、曲がって魚の力を吸収することにある。
硬いロッドには軽さや感度の面においてメリットがあるのかもしれないが、反面掛けた魚をバラしやすいというデメリットもある。
私が使っている管理釣り場用のタックルもそうなのだが、マイクロスプーンのキャスト性能向上と掛けた魚をバラさないことを目的に、あえて柔らかい竿を使っている。
もちろんそうなると、ロッドが硬いことによって得られる感度の良さなどのメリットは失われる。
そこまで軽量化に傾倒していなくてもいいので良いものは無いかと探すと、一部のメーカーのミドルクラスと思われるロッドにいいものがあった。
しかし、それを使うなら本流トラウトロッドでいいのではないか?と考えてしまう。
ううむ、ロッド選び、思いのほか難しい。

そう思っていた矢先、中古タックルを扱うショップで思いがけない出会いがあった。
スミスの「ブローショットGSX-77」
これまたソルカと並ぶ古いロッドである。

アルマス、シーバスロッドを買いに行く

9フィート6インチのブローショットGSX-96を所持しているので、同様の使用感であることを期待しつつ手に取ってみる。
触らせてもらった感じは、ルアーの操作をやりやすそうなしっかりとしたティップに、ファイトの際にはブランク全体がしっかり曲がって仕事しそうな良いフィーリングである。
ああ、これだこれだ!この感じ!
小傷はあれど、あまり使い込まれていない状態の良いものだったので即購入。
価格も何と6800円と激安である。
中古のタックルには古いモデルも多数出物があるようで、尚且つ値段も安いそうである。

タックルを中古で買うということは、不具合も含めての現状を購入することでもあるため、リスクもある。
しかし、ロッドなら重要なチェックポイントである「ガイドとジョイント部の割れ」、「コーティングの厚さより深い傷が無いか」を目視で確認できるので安心である。
ヘタリに関しては、使い込まれた感を全体の雰囲気から推測するしかないが、思いのほか綺麗だと感じることができれば問題無いと思われる。
私は別に懐古主義でもオールドタックルコレクターでも無いが、自分のスタイルに合う竿が見つかるまでは、中古ロッドをこまめにチェックしようと思うのであった。



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